美の先導師、橘 亜美です。
ビューティーベーシックにお越しいただきまして、ありがとうございます。
韓国には行けなくても、韓国ビューティーで楽しみましょう!
題して。。
【GW特別企画】韓国ビューティーリレー
今日は、6日目でございます!
四象体質
あなたは、この言葉を聞いたことがありますか?
これは、韓国独自に発展した体質学です。
基本的に韓方医の先生は全員勉強されますが、四象体質専門医に就く方もいることから、
お医者様と言えども大変難しい分野だと、口をそろえておっしゃいます。
よって、お医者様ではない一般の方が、同じように理解するのは元々難しいため、
「こういうものなんだな」
というところだけでもご理解いただければいいと思います。
<四象体質とは>
四象体質とは、個人の体質を考慮して予防、治療を研究する学問です。
四象体質は、朝鮮末期の哲学者で医学者でもある、東武 李濟馬(イ・ジェマ)先生に
よって創始されました。
イ・ジェマ先生は、『東医寿世保元』を作りました。
すべての人の体質は、太陽人・少陽人・太陰人・少陰人の四つに区分されます。
体質によって、外見、性格、生理、病理等が違い、そのため同じ病にかかっても治療方法、
薬の選択、生活様式、飲食物の摂取も体質によって異なるということを、最初に説かれました。
左から
太陽人・太陰人・少陽人・少陽人
<体質は一生変わることはない>
私はこの体質を、韓国でもう何度も調べていますが、一生涯変わることが無いので年齢を
重ねても同じ結果が出ます。
ただし、二つの体質の要素を半分半分持っている方も少なくないため、最終的には
この結果に基づいてお医者様とお話をすることにより、より自身の体質について理解を
することができます。
<韓流ドラマ>
実は、この四象体質を題材にしたドラマは存在します。
韓医学ドラマとして有名なのは『ホ・ジュン』がありますが、この四象体質も
韓国ではとても有名ですし、イ・ジェマ先生は韓医学の礎を作った医者の一人とされて
いるからです。
『太陽人イ・ジェマ』
というドラマですので、ぜひこのHome Stay時期にご覧になってはいかがでしょうか。
<体質に沿った生活>
私は、この体質学に基づいて生きています。
そういっても過言でない程、自身の体質について理解をし、また普通の日常生活を
送る上で生かしています。
そのくらいハマっていますし、本当に日々の一瞬一瞬に生かせるからです。
自分自身の体質を知っている知っていないでは、相当違います。
具合の悪い時に、あまり摂取しないほうがいい食材や、どれほど食べても体に合っている
食材や、今回の緊急事態宣言のような、行動を制限されるときでも、体質に合う運動方法は
どんなものなのか、把握することができます。
例えばですが、よく女性のホルモン活性化にいいとされるナツメ、ありますね。
個人的にナツメは大好きなのですが、実は、私の体質に合いません。
はちみつ、生姜、今のようなHome Stay生活を続けるうえで、のどの粘膜を強くするため
こういった食材はいいとされていますが、私はパンにはちみつを塗って食べると
体調の悪い時は頭痛が起きます。
風邪気味の時、生姜湯など飲みたいですが、体に合わないためより症状が悪化してしまいます。
ウッソー!この食材はいいとかよく紹介されるけど、
自分には合ってなかったのー?!
と、結果を分かった時には衝撃的なものもありますし、反対に
「だから食べるのに気が進まなかったんだ。」
と妙に納得してしまう食材もあります。
しかしながら、一つ間違えてほしくないのは、
具合の悪い時に気を付けるだけであって、通常の健康体の時はナツメもはちみつも
摂取します。
絶対に食べちゃダメ、というわけではないんですね。
大変興味深いです。
,
こうなってくると、
自身の四象体質はなんだろう?
と気になられたのではないでしょうか?
先ほどお伝えした通り、韓方医の先生は四象体質の知識は必要なものとしてひと通り
学びますから、調べてと言ったら韓方病院へ行けば調べてもらえるます。ただ、それでは
ダメです。
四象体質の専門医もいるほど、四象体質は韓方医にとっても難しい分野ですから、
調べてもらう箇所はしっかり選択する必要があります。
ただ、病院の選び方がそもそも難しいため、詳しい方や従事者に指南してもらうのがいいと
思います。
せっかく診てもらうのでしたら、ちゃんとした専門医がいいですよね!
今年も実施予定だった私のツアー内で、四象体質を調べに行く準備をしていたのですが、
この状況下になってしまったため、延期となっています。
またあなたに、ご案内ができる時がくると嬉しいです。
この体質に沿った生活を送り始めてからは、めったに風邪さえひかなくなりました。
インフルエンザに、かかったこともありますが、全く重症化しません。
私はどちらかと言うと虚弱体質なほうのですがh、本当に健康に過ごせています。
未病のうちに手を打ち、病を寄せ付けない体づくり =未病を防ぐ
⇒ 日常的な予防医学につながる
を、簡単に実現できてしまうところがいいところだと思います。
韓国の素晴らしい体質学について理解いただきましたか?
また、機会あれば、お話させてくださいね。
今日は、ココまです(^^♪
※補足※
私は、釜山大学の韓方医の先生に2年間「韓医学」について教わりました。
李明博大統領の頃、『韓方の世界化』という国家レベルの教育プロジェクトが走っており
そちらに参加、修士課程をもらっています。
また、韓医学の原点と言われている中医学(中国の医学)については、大人になって
から東京薬科大学にて中医学・中医薬膳(食の理論)・推拿(理論)の修士課程を
取りました。
その勉学から学んだ一部をこうして記事にさせていただいています。
※追記※
お問合せに沢山質問いただきありがとうございます(^^♪
必ず必須事項のところとご質問は具体的に記入くださいね!
なお、Facebookでつながっている方は、FB Messengerのほうにご質問をいただいてもかまいません。