体の“中”を治したい~私が求めたもの~(第4話)


 

美の先導師、橘亜美です(#^^#)
ビューティーベーシックにお越しいただきまして、ありがとうございます。

 

 

 

自分のカラダが自分じゃなくなってしまった時、人はどんなことを思うのか?

 

私はこの蕁麻疹を治すことと、日々追われる仕事のことしか考えられなくなっていました。

 

 

 

こんな状態でも会社は休めず、大きめのマスクで顔を隠して出社し続けました。

 

並行して注射で一時的に助けていただいた漢方外来のクリニックの先生の所へ引き続き

通いました。

 

 

 

 

数週間たつと、水ぶくれのような蕁麻疹の状態はさすがに引いていき、普通の赤いボツボツの

蕁麻疹になりました。

 

 

 

 

ところで、なぜこんなひどい蕁麻疹が出ることになったのか?

 

 

その根本的な理由なんですが、たいして考えなくてもすぐに理解できました。

 

仕事のし過ぎと極度の睡眠不足、それに伴う免疫の低下、上司が急にいなくなる等

負荷が大きくかかることが見事に重なっていました。

 

 

誰でもこの状態だったら病気になると思います。

 

 

 

こんなことになるのは、もう二度とイヤ。。!!!

 

 

そんな風に思うと同時に、こんな状態にならないようにするには、ストレスが何かで

かかって免疫が落ちた時でも、二度と蕁麻疹が出ない体になりたい、そう思いました。

 

 

 

 

中国人の先生だからというのもあって、私は勇気を振り絞って相談を切り出しました。

 

 

「先生、水ぶくれのような症状はおさまりましたが、私の本当の肌はボツボツのない肌です。

どうか二度とこのような蕁麻疹が出ないよう、体質改善も合わせたプランを実施いただいて、

カラダの中が治るまでお付き合いいただけないでしょうか?」

 

 

 

先生の返事はこうでした。

 

「君はもう治っている。出す薬も無いよ。」

 

 

 

「いえいえ、先生。私は蕁麻疹のない皮膚でした。こういうボツボツは一切無かったんです。

ですから、この蕁麻疹が根本的に治って二度と出ないようになるまで、お付き合いいただき

たいんです。」

 

 

 

こんなやりとりが何度か続きました。

 

先生の答えは何度聞き返しても、「もう治っている」の一点張りでした。

 

 

 

 

本当にこの方は漢方医なのか?と無言で愕然としていると、渋々とした顔で

 

「じゃあ、むくみとる漢方薬を出しておく?それで(いいね?)」

 

 

そう言われ、早く帰れとばかりに追い払われました。

 

 

 

 

 

私は言葉がありませんでした。

 

韓国では鍼一本打つにも、細かな問診票を記入し、体の状態を聞き、脈診を測り

その上で施術してくれるのに、蕁麻疹という病気にかかっている人に対してもこの世界は

日本にはないのか?

 

そう感じました。

 

 

 

むくみを取ると言われたその漢方薬を飲み続けましたが、もちろんそれで蕁麻疹が

治るわけがありません。

 

 

一向に引っ込まない蕁麻疹、相変わらず仕事は忙しい、誰か相談できる専門家もいない、

八方ふさがりの日々を送ることになりました。

 

 

 

 

 

★ 忍び寄る別の病気 ★

 

蕁麻疹が発症した日から数えて、2か月たちました。

 

蕁麻疹は、私の心まで蝕んでいくことになります。

 

 

 

どういうことかというと、私はとてもアクティブな性格ですので、お休みの日は

ほとんど家におらず、寝に帰ってくるようなもので、友人たちと遊んだり時にはショッピング

そして飲み会なども大いに楽しむ日々でした。

 

 

 

そういう性格だったはずなのに、平日は家と会社の往復のみ、休日には家から出れなく

なっていたのです。

 

 

 

 

「おかしいな?気持ちは外に出たいのに、体が動かない。」

 

ベットから起き上がれない、体が外に向かない、気持ちと体がバラバラな状態が続きました。

 

 

おかしい。。。これは何?!

 

 

 

 

そういう期間が多少続いたので、私の両親があまりにもおかしいと見るに見かねて

大きな大学病院へ連れて行ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

多少お腹も痛いこともあったため、まずは外科に行きます。

そして皮膚科、内科、婦人科。。

 

 

考えられるありとあらゆる「科」を巡りました。

 

 

それでも、原因が何か分かりません。

 

 

 

 

 

そしてとうとう一周してしまい、もう一度外科に行った時です。

言われたのはこの言葉でした。

 

 

 

「心療内科、行ってください。」

 

 

 

 

 

「。。。。。先生、それってもしかして心の病ってことですか?」

 

「そうです、見受けられますので、診てもらってください。」

 

 

 

「(笑いながら)先生、さすがにそれだけは無いです。私のようなアクティブな人間が

かかるわけがないです。」

 

「そう思っている人こそ、その傾向があります。何しろ診てもらってください。」

 

 

 

 

本当にショックでした。

 

そういった世界から一番ほど遠いところにいる性格を持っているのが自分だと思っていたのに、

先生にそのような診断をもらっても、にわかに信じることができませんでした。

 

(次に続く)