治療の限界(第5話)


 

美の先導師、橘亜美です(#^^#)
ビューティーベーシックにお越しいただきまして、ありがとうございます。

 

 

大学病院での衝撃的な結末、心療内科へ出向くよう診断され、ただそのように診断されても

まだ受け入れられない自分自身がいて、その日は早々に家へ戻ってきてしまいました。

 

 

 

「私がうつ病?ありえない。あの先生は何を言っているのか?」

 

 

最初こそ憤りを感じるほど、その結果を否定し続けました。

どんな病気になっても、うつ病だけはならないと思っていたからです。

 

 

しかしながら、それは根拠のない自信でした。

 

 

 

 

納得できる説明をしてくれるお医者様はいないのか?

そこまで思った時です。

 

 

では百歩譲って私がうつ病だとしたら、今の自分のどこのどんな症状がうつ病に当て

はまるのか?

 

 

 

時間だけはたっぷりありましたから、自身の状態もじっくりゆっくり思い返していきます。

 

 

 

 

そうしたところ、「あれ?」と。

 

 

冷静に思い返してみると、当てはまりそうなところも確かにあるな、と思い始めたのです。

 

 

 

 

 

そう感じだしたら、もう止まりません。

 

 

こう思うこともうつ病?

 

こう感じるのもうつ病?

 

これができないのもうつ病のせい?

 

 

 

「もしかして、私って本当にうつ病?!」

 

 

 

 

 

日中、冷静に分析し、夜になる頃には自分がうつ病にかかっている可能性はあるかもしれない

というところまで、たどり着いたのです。

 

 

 

 

 

「私、うつ病だったのか。。。。。?!」

 

 

そう思うだけでショッキングなことでした。

 

 

 

今まで、男性に交じってバリバリ仕事をしてきて、多少の苦しいことなら乗り越えて

きましたし、人よりももまれてきて強いと思っていたから、うつ病になるだなんて考えも

していなかったのです。

 

 

 

 

 

 

★ ワタシ、うつ病になりました ★

 

 

うつ病なんだろうなと思い始めても、どうしても心療内科にいく勇気が出ませんでした。

 

 

何か分かりませんが、私の中では自ら出向くことなんてできないと感じていました。

いま思うと、それ自体が自分の弱さだったと思います。

 

 

 

私が取った行動は、このようなものでした。

 

 

平日は仕事で心も体もめいいっぱいですから、休日の過ごし方ということになりますが、

何しろどこにも行けない。

 

 

遠出ができないことが分かっていましたので、地元の心を許せる友人に声をかけることにしました。

 

 

 

「ワタシ、うつ病になりました。遠出ができないので、地元でお茶に付き合ってほしい。」

 

 

小学校からの友人、中学校からの友人、本当に皆さん助けてくれました。

嫌な顔ひとつせず、時間を割いてくれました。

 

 

 

 

そういう時間を過ごしていくうちに、少しずつ心がほどけていく気がしました。

 

競争の世界にいると、全く見えなかったこと。

ゆっくりした時間って必要だったんだなと感じることができました。

 

 

 

私は、いわゆる “プチうつ病” だったようです。

 

心療内科にも結局行かず、自分自身でうつ病と認めたことで症状の回復へ向かっていき

ましたので、今思い返しても軽度だったと感じます。

 

また、一時的とは言え管理職をおろしていただいたのも大きかったと思います。

 

 

仕事の鎧もはずし、友人の助けも大きく作用し、徐々に心が元気になっていくのを感じる

ことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

★ 全く治っていないよ ★

 

 

心の部分が多少元気になってきたら、やはり気になるのは原因の中心である蕁麻疹の状態。

 

結局、心は休まってきても肝心の蕁麻疹は、治っていません。

 

 

 

引き続きカラダを調べた大学病院の皮膚科に通うことにしました。

 

 

皮膚科の先生は女医さん。大変冷静な方でした。

 

 

 

 

 

 

私の皮膚の状態を見て

 

「これさ、全く治ってないよ。時間置いちゃったんだよね?治るのに結構かかるよ。」

 

 

それが先生の見立てでした。

 

 

 

私はその時思いました。

最初に診てもらった漢方クリニックの医者は、やはりヤブ医者だったと。

 

 

そして、この女医さんに行きつくまで、発症してから3か月がたっており、回復するのに

時間がかかると言われてしまいました。

 

 

 

 

「合う薬を見つけて行くしかない。」

 

 

そう言われるのは分かっていましたが、

 

「やっぱり日本で治すには、蕁麻疹をおさえる薬を探す、ということになるのよね。」

 

そう思いました。

 

 

 

幸い、3回目の薬の変更で、私の蕁麻疹にあう薬が見つかりました。

 

ボツボツの状態も、赤さが薄らいでいくのが分かります。

 

 

 

 

「まずは、合う薬が分かってよかった。。。」

 

 

そう思うと同時に、

 

 

「根本的に改善するには、もう全く別の治療方法を探すしかないのだな。」

 

 

という、“治療の限界”というのも見えてきました。

 

 

 

そこで、私はもう二度と蕁麻疹にかからないために何をしたらいいのかを考え始めたのです。

 

(次に続く)